VMware Fusion8がリリースされました。
VMware Fusion 8ではiMac (Retina 5K)およびMacBook (Retina, 12-inch)に最適化されており、DirectX 10を使用したグラフィック性能が65%高速化されOpenGL 3.3もサポート
当方はiMac (Retina 5K)を使っています。実際にどの程度3D性能が向上するか確認してみました。
なお、当方所持のiMac(Retina 5K)は下記の通りカスタマイズしてあります。
- グラフィックを標準のAMD Radeon R9 M290X(2GB)から、M295X(4GB)に変更
- CPUを標準のCore i5 3.5GHz(4C/4T)から、Core i7 4.0GHz(4C/8T)に変更
- メモリを8GB+16GB、計24GBに増設
- Mac OS X Yosemite
- VMware Fusion上の仮想OSはWindows7 64bit 2Core/2.5GB Memoryの割り当て。
パフォーマンスの変化を確認するために、DQ10ベンチマークを実行してみます。
まずは、VMware Fusionバージョンアップ前(7.1.2)にてDQ10ベンチマークを実行してみました。
1280×720(最高画質)設定にて、スコア6497です。
次に、テストのためVMware Fusion8にバージョンアップ。
バージョンアップ費用は¥6,290。この費用価値はあるのでしょうか?
VMware Fusion8にてDQ10ベンチマークを実行した結果は次の通り。
スコアが7127まで上昇しました。
6497->7127へのスコアアップですので、約10%程度性能が向上しました。
謳い文句のグラフィック性能65%アップには到底及びませんが、多少の性能向上があることは事実な様です。
VMware Fusion8になって、Windows10やRetina 5Kディスプレイへの対応が強化された様です。Retina 5Kモニタを使ってる人や、Windows10、3D機能を仮想環境上で使っている人はバージョンアップを検討しても良いのかもしれません。
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