従来の『iPhoto』の後継として、Macの写真管理アプリ『写真(Photos)』アプリが2015年4月にリリースされました。
『iPhoto』から使い勝手が大幅に変わっており、Webを見る限りでは非難の声や『写真(Photos)』アプリを削除し、『iPhoto』を復元する人も居る様です。
私自身、iPhotoの使い勝手の良さからMacを使い始めたのですが、『写真(Photos)』アプリになってから従来の写真管理ができないため少々困りました。
色々試行錯誤してみましたが、『写真(Photos)』アプリの「スマートアルバム機能」を使った写真管理を使えば、今までと手法は違えど新しい視線で写真管理が出来そうです。
本記事がなんらかしらの参考になれば幸いです。
また、良い写真の管理方法があれば是非教えて下さい。
写真のレート機能を再現する
『iPhoto』では写真に星1〜星5のレートをつけることができましたが、『写真(Photos)』アプリではレート機能が無くなっており、写真に付与できる「キーワード」機能に統合されてしましました。
しかし、星の数を条件としたスマートアルバムを作成することで、レート機能と使い勝手の近い写真管理を行うことができます。
『写真(Photos)」アプリより、「ファイル」から「新規スマートアルバム」を選択。
スマートアルバム名を入力し、「キーワード」が「星5つ」「である」を選択します。
上記手順と同様に、「星1つ」から「星4つ」のスマートアルバムを作成すれば、『iPhoto』アプリの様に写真のレート毎に写真を抽出することが出来ます。
カメラ・レンズによるアルバムの作成
一眼レフ、携帯電話など、色々なデバイス、レンズで撮影した写真があるかと思います。
「カメラ機種」や「レンズ」によるスマートアルバムを作成することも可能です。
さらには、「カメラ機種」+「レンズ」によるAND条件、OR条件でのスマートアルバムを作成することもできます。
私は一眼レフとiPhoneにて撮影した写真を分けて管理したかったことと、レンズによる作品の違いをわかりやすくすべく、カメラ機種毎とレンズ毎にスマートアルバムを作成しています。
年毎のスマートフォルダ
大量に写真がある場合、写真を探すのが大変ですが、年毎にスマートアルバムを作成しておくことで、該当の写真が探しやすくなります。
これも、スマートアルバムにで日付の範囲を指定するだけです。
その他
結果として、私のスマートアルバムは下記の通りになっています。
『写真(Photos)』アプリでは、写真にキーワードや説明を付与することができますので、色々と写真の管理が出来そうです。例えば、「外食」や「旅行」「遠足」「運動会」といったキーワードを付与することで管理する方法がありそうです。
また、一眼レフユーザであれば、絞り値や焦点距離でアルバムを作ってみるのも楽しそうですね。
コメント